巨人追い詰められた!パ2位ソフトBに開幕3連敗 亀井2発も空砲 坂本勇3三振、丸いまだノーヒット

[ 2019年10月22日 22:05 ]

SMBC日本シリーズ2019第3戦   巨人2―6ソフトバンク ( 2019年10月22日    東京D )

<巨・ソ>8回無死、三飛に打ち取られ、この日無安打の坂本勇は悔しそうにバックスクリーンを見つめる(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 5年ぶりにセ・リーグを制した巨人がパ・リーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がって来たソフトバンクに2―6で敗れて開幕3連敗。一気に王手をかけられ、土俵際へ追い詰められた。

 1番に入った37歳のベテラン亀井が初回に日本シリーズ史上7年ぶり12人目、13度目の先頭打者アーチを放って先制するも、先発マウンドに上がったドラフト1位ルーキー左腕・高橋が直後の2回にグラシアルに同点アーチを被弾し、3回には勝ち越しを許してこの回を投げ切れずに降板。その裏には亀井が日本シリーズ史上初となる先頭打者アーチからの2打席連続アーチを放って2―2と追いついたが、再び直後の4回にこの回から登板したドラフト6位ルーキーの3番手・戸郷が自らのエラーもあって一挙4点を失うなどリズムに乗れなかった。

 4点を追う4回には2死から大城の安打と連続四球で満塁のチャンスを築いたが、代打・重信が空振り三振して得点ならず。7回には1死から田中俊が安打で出塁したが、代打・若林が3球三振、この試合2本塁打の亀井も見逃し三振で無得点。8回には1死一塁で岡本が併殺打に倒れ、9回は先頭・阿部が安打を打ったが、大城が空振り三振し、続くゲレーロの初球が暴投となったが、阿部の代走・増田大が一気に狙った三塁で憤死して反撃ムードがしぼんだ。

 セ・リーグ優勝に大きく貢献した2番・坂本勇は3連続三振を喫するなど4打数無安打で3戦計11打数1安打、3番・丸も3打数無安打で3戦計9打数無安打、4番・岡本も2三振、1併殺打の4打数無安打で3戦計12打数2安打。5年ぶりにセ・リーグを制した原巨人の主力選手が苦しんでいる。

続きを表示

この記事のフォト

2019年10月22日のニュース