東海大相模4強 習志野下しセンバツ当確 西川が先制弾&猛打でけん引

[ 2019年10月22日 05:30 ]

5回に吉沢の3ランで生還し、喜ぶ西川(右)ら
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 第72回秋季高校野球関東大会は21日、高崎城南球場などで準々決勝4試合が行われ、来春センバツ出場の目安となる4強が出そろった。東海大相模(神奈川)が17安打12点の猛攻で習志野(千葉)を下し、2年ぶりのセンバツ切符をほぼ手中にした。高崎健康福祉大高崎、桐生第一(いずれも群馬)、山梨学院も4強に進んだ。

 強烈な先制パンチだった。西川は初回、甘く入ったカーブを捉えて高校通算51号となる先制2ラン。「ちょっと上がりすぎたかなと思ったけど、感触は良かった」。3安打3打点で17安打の猛打をけん引した。

 千葉出身。大一番の相手は千葉優勝校の習志野だった。相手の吹奏楽の「美爆音」が鳴り響く中、「憧れの応援。でも神奈川代表だから千葉の学校には負けたくなかった」。2点を追う5回にはカーブを右前適時打。ともに来秋ドラフト候補の鵜沼や山村らと、6球団のスカウトの前で安打を重ねて逆転に成功し「追う展開で少し焦ったけれど、とにかくつなぐことだけ考えた」と胸を張った。

 2季連続甲子園に当確ランプをともしたが「関東優勝、日本一を狙う」ときっぱり。視線はさらに上を見据えていた。(松井 いつき)

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2019年10月22日のニュース