ヤクルト・高橋 不運続きで5回途中5失点降板 1点リードから打球を体に受け、直後に雨で30分中断

[ 2019年5月29日 20:50 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2019年5月29日    神宮 )

<ヤ・広>5回2死一、三塁、鈴木に同点適時二塁打を浴び肩を落とす高橋(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの4年目左腕・高橋奎二投手(22)が広島戦(神宮)に先発登板。打球が体に当たった後に雨天による約30分間の中断という不運もあり、5回途中7安打5失点で降板を余儀なくされた。

 3―2とヤクルト1点リードで迎えた5回表の守備。高橋は先頭の投手・大瀬良に左前打されると、野間を四球で歩かせて無死一、二塁。続く菊池涼のピッチャー返しとなった打球はワンバウンドしてから高橋の体に当たった。

 ボールを拾った高橋は二塁に送球してアウトを取り、一塁はセーフ。1死一、三塁となったところで高橋はいったんベンチに下がって治療を受けてからマウンドに復帰。だが、ここで雨脚が強くなり、中断となった。

 約30分後に試合が再開されると、最初のバティスタは空振り三振に斬って取った高橋だったが、初回に先制の15号2ランを浴びた主砲・鈴木のバットをへし折りながらも左翼線へ二塁打されて同点。なおも2死二、三塁と続いたピンチで西川の遊撃への内野安打でさらに2点を取られ、3―5と勝ち越しを許した。

 なおも続投した高橋だったが、会沢、田中広に連続四球を与えて満塁としたところで降板となった。

 高橋の投球内容は4回2/3で打者25人に99球を投げ、7安打5失点。5三振を奪い、与えた四球は4つだった。

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