泥沼13連敗…ヤクルト降雨中断で暗転　小川監督「これも野球なんで」

セ・リーグ   ヤクルト3―5広島 （ 2019年5月29日    神宮 ）

＜ヤ・広＞6回の攻撃中、沈んだ雰囲気のヤクルトベンチ（右から）山田、高橋、五十嵐、青木、川端、バレンティン（撮影・篠原岳夫）
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　13連敗と泥沼から抜け出せないヤクルト・小川監督は「これも野球なんで」と声を絞り出した。

　2点を追う初回に4番に座った村上の14号3ランで逆転。理想的な展開だったが、5回2死一、三塁で好投の高橋が鈴木に同点の左翼線二塁打を浴びると、西川の遊撃内野安打の間に2点を勝ち越された。

　直前に雨で29分間の中断が入ってリズムが途切れるなど高橋には不運もあったが、小川監督は「大瀬良のヒットから野間への四球で（相手に）チャンスを作らせた。ローテで一人立ちするならそういうところは課題」と、4年目左腕にさらなる奮起を促した。