空も味方してくれないのか…ヤクルトついに13連敗 49年前の球団ワーストに「あと3」と迫る

[ 2019年5月29日 21:45 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―5広島 ( 2019年5月29日    神宮 )

<ヤ・広>6回の攻撃中、沈んだ雰囲気のヤクルトベンチ(右から)山田、高橋、五十嵐、青木、川端、バレンティン(撮影・篠原岳夫)
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 ヤクルトは3―5で広島に敗れ、ついに13連敗。年間96敗を喫して最下位となった2017年7月の14連敗にリーチがかかった。なお、球団ワースト記録は1970年の16連敗。

 ヤクルトは0―2で迎えた初回、バレンティンに代わって4番に入った19歳の村上が右越え14号3ランを放って1度は逆転に成功。だが、5回に強くなった雨に翻ろうされた。

 3―2と1点リードで迎えた5回の守備。先発の高橋は先頭の投手・大瀬良に左前打されると、野間を四球で歩かせて無死一、二塁。続く菊池涼のピッチャー返しとなった打球はワンバウンドしてから高橋の体に当たった。

 ボールを拾った高橋は二塁に送球してアウトを取り、一塁はセーフ。1死一、三塁となったところで高橋はいったんベンチに下がって治療を受けてからマウンドに復帰。だが、ここで雨脚が強くなり、中断となった。

 約30分後に試合が再開されると、最初のバティスタは空振り三振に斬って取った高橋だったが、初回に先制の15号2ランを浴びた主砲・鈴木のバットをへし折りながらも左翼線へ二塁打されて同点。なおも2死二、三塁と続いたピンチで西川の遊撃への内野安打でさらに2点を取られ、3―5と勝ち越しを許した。

 結局、大瀬良には初回の村上の3ランだけで、その後は7回まで無得点。8回、2番手・フランスアから2死一、二塁としたが、村上が空振り三振を喫して得点ならず。最下位・DeNAが延長戦の末勝ったため、勝率3厘差に迫られた。

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