広島・会沢2発でチーム月間17勝!球団最多に王手「風がよかったので助けられた」

[ 2019年5月29日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8-7ヤクルト ( 2019年5月28日    神宮 )

ヒーローインタビューに答える会沢(撮影・島崎忠彦)
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 選手会長の2発が効いた。広島は28日のヤクルト戦(神宮)に8―7で逃げ切り勝ち。1点を追う2回、会沢翼捕手(31)がバックスクリーンへすぐさま5号同点弾を放つと、1点優勢の8回にも中堅左へ貴重な6号ソロを叩き込んだ。3番手で2回を零封したレグナルトが3勝目。広島は月間17勝目を挙げ、94年8月にマークした月間18勝の球団記録に王手を懸けた。

 敵地で繰り広げた4時間17分にわたる熱戦。投手陣を必死にリードし、1点差の9回2死満塁をしのいだ選手会長は、辛勝の逃げ切りに安どの笑みを浮かべていた。

 「ここ(神宮)はいつもこういう展開になる。連敗しなかったのは大きい。何とか勝ててよかったです」

 同点弾が効いた。先制された直後の2回1死。カウント2―1から先発・原が投じた真ん中高め直球をバックスクリーンへ。「後ろにつなぐ気持ち。最高の結果になってよかった」。4月29日、同じ神宮でのヤクルト戦以来の5号ソロだ。

 終盤の一発も効果は絶大だった。1点優勢の8回1死。カウント2―2から6番手・マクガフの高めカットボールを捉えると、打球はバックスクリーン左へ。17年9月3日、これまた同じ神宮でのヤクルト戦以来、自身2度目の1試合2発だ。

 「どうかなと思ったけど、風がよかったので助けられた。神宮では何かあるのかな」

 4回には体を張ってつないだ。6―1として、なおも1死一、三塁の場面で左手首付近に今季4個目の死球。同僚の鈴木と並ぶリーグ2位の数は、いかに警戒されているか…の証だが、本人は「“死にはせん”ぐらいの気持ち」と笑い飛ばす。

 厳しい攻めにも決して腰を引かず、先頭の6回には右中間二塁打で出塁。ことごとく高めを捉え、2発を含む3本の長打を放った。打線も会沢の同点弾に呼応し、4回までに先発野手全員の11安打で7得点。終わってみれば、今季最多の16安打と打ちまくった。

 「よく打ってくれたけど、欲を言えば、もう少し得点を積み重ねることはできた」。迎打撃コーチは勝ってかぶとの緒を締める。女房役の選手会長も8四死球を与えた投手陣を念頭に置いてか「反省するところは反省し、しっかり戦いたい」と足もとを見つめた。だから王者は強いのだ。(江尾 卓也)

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