阪神・青柳 初スライドも気負いなし「連戦の頭に変わりはない」

[ 2019年5月29日 05:30 ]

キャッチボール行う青柳(撮影・北條 貴史)
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 初のスライド登板にも気負いはない。阪神・青柳は29日の巨人戦へ平常心を強調した。

 「やることは変わらない。スライドは初めてですけど、連戦の頭(初戦)に変わりはないので、僕が勝って、チーム全体でどんどん上を目指せたらいいなと思う」。この日はキャッチボールなどで軽めの調整。練習終了後に降雨中止が決定し、首脳陣から29日のスライド登板を言い渡された。

 「いつでもやる気満々です」。ここまでチームトップの4勝をマーク。前回14日の同戦では6回2失点で勝利しており、自己最多の更新にも期待がかかる。矢野監督からも「いつも通り、思い切って向かっていってね。青柳らしくいってくれたらいいなとは思う」と期待を寄せられた。

 後押しする吉兆データもある。5月下旬に迎えるシーズン初の中止は1990年以降、05年の27日、14年の26日と過去2回しかなく、いずれの年も日本シリーズに進出している。恵みの雨も力に変え、仕切り直しの一戦でG倒を果たす。(長谷川 凡記)

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2019年5月29日のニュース