大谷、9回に決勝の勝ち越し2点適時打「たまたま甘い球が来てしっかり打てた」

[ 2019年5月29日 15:07 ]

ア・リーグ   アスレチックス4―6エンゼルス ( 2019年5月28日    オークランド )

アスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が28日(日本時間29日)、敵地オークランドで行われたアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。9回の第5打席で勝ち越し2点打を放つなど5打数2安打2打点で、チームを勝利に導いた。大谷の決勝打は今季3度目。

 4番手の右腕・ソリアと対戦した同点の9回2死二、三塁からの第5打席。大谷は2ボール2ストライクから外角球を右前にはじき返す2点適時打を放ち、一塁ベース上で笑顔を見せた。

 試合後のテレビインタビューで、大谷は「最後の打席もそんなにタイミングが合っているような感じではなかったので、難しい中でしたけど、たまたまた最後に甘い球が来て、それをしっかり打てたのかなと思う」と決勝打についてコメント。「最近打てていないので、明日また切り替えてまた打てるように頑張りたい」としっかり前を向いた。

 この日のNHK―BS1の中継では、パイレーツでも活躍した野球評論家・桑田真澄氏(51)が解説を担当。大谷が昨秋に受けたトミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)を経験していることもあり、試合後のハイタッチについて質問が飛んだ。「右ひじの違和感は?」と聞かれた大谷は「そういう怖さは全然ないので、バッティングでもそうですし、キャッチボールでもあまりないかなと思う。ピッチングは来季なので、ゆっくりゆっくりですけど、しっかり前に進んでいるのではないかと思います」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2019年5月29日のニュース