12安打も…盛岡大付　明暗分けた初回の攻防

第91回選抜高校野球大会第7日　2回戦   盛岡大付1―9龍谷大平安 （ 2019年3月29日    甲子園 ）

アルプススタンドへあいさつに向かう盛岡大付ナイン　（撮影・後藤　大輝）　　
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　盛岡大付打線は相手の13安打に迫る12安打を放ったが、初回の攻防が明暗を分けた。

　3連打で1死満塁も、2者連続三振。石岡一との1回戦で155球を投じたエース阿部の疲労を考慮し、先発に起用された木内は1死満塁から押し出し四球などでいきなり3点を失った。関口清治監督は「組織力の差が出た。相手がつないで粘る中、点数につなげられなかった」と話した。公式戦では7カ月ぶりの先発となった木内は「初回がうまく入れなかった」と下を向いた。