大分の“闘魂三銃士”好き左腕飯倉 武藤からのタッチで強気に仕事

[ 2019年3月30日 20:27 ]

第91回選抜高校野球大会 2回戦   大分4―13明石商 ( 2019年3月30日    甲子園 )

 ムトウから継いだ初マウンドで、憧れの“闘魂三銃士”並みの気迫を貫けたのが収穫だ。大分のメンバー唯一の左投げ・飯倉優侃(まさやす、2年)が、1―5の2回2死一、三塁、2番手で救援登板。明石商の4番安藤に5球を投げて、二ゴロで切り抜けた。

 「自分の仕事は、最低限、できました。点を入れさせなかった。気持ちだけは、絶対に負けない自信はあった。肩はすぐにできるタイプなので、直球系で押すことができた」。

 実は、大のプロレス好き。大阪入り後の宿舎では動画サイト・ユーチューブで武藤敬司のバトルシーンを見て、士気を高めてきた。特に、お気に入りは1980年台後半のバトル。新日同期入団の武藤、蝶野正洋、橋本真也の映像やマスクマン時代の「愚零闘武多(グレートムタ)」の躍動感にしびれていた。

 明石商戦の先発はエース長尾ではなく、武藤俊介。ムトウからの“タッチ”を受けて、思い切り腕を振れた。

 趣味は、動物飼育。新日本プロレスのマークでもあるライオンが特に好きだ。好きな言葉は説法の言葉にある「獅子吼(ししく)」。グラブには、3文字の刺しゅうを入れた。

 「最近の選手で好きなのはBUSHI(ぶし=マスクマン)。あと、ヤングライオン(新日の若手)がやる練習メニューで“トランプめくり”があるんです。トランプの出た数字の数だけスクワットをやるんです」。全体練習後、昨秋の新チームから始めたトレーニングで、下半身を強化してきた。

 「気持ちは負けないが、ロングリリーフでつなげられる信頼がまだ足りない」と飯倉。松尾篤監督からは「制球力があり、力強い投球をする」との評価を受ける。「闘志を前面に出して投球する」との評価を受ける武藤、エース長尾ら3年生の先輩と切磋琢磨し、夏の強打者とのバトルを勝つための準備する。

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