日本ハム・中田 2戦連発など2安打4打点の活躍で引き分けに持ち込む

[ 2019年3月30日 21:05 ]

パ・リーグ   日本ハム4-4オリックス ( 2019年3月30日    札幌D )

<日・オ2>9回に2点中前適時打を放った中田はベンチでハイタッチで出迎えられる(撮影・西海健太郎)
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 日本ハムの中田翔内野手(29)が30日、オリックス戦に「4番・一塁」で先発出場し、2安打4打点の活躍。敗色濃厚だった試合を引き分けに持ち込んだ。

 まずは2点を追う3回だ。2死一塁から左翼へ弾丸ライナーで同点2ラン。前日の開幕戦のサヨナラ満塁弾に続く2試合連発に「打席で集中できている」とうなずいた。再び2点を追う9回は、守護神・増井に対して2死走者なしから連打と四球で満塁とすると、中田が中前へ起死回生の同点適時打。「たまたま甘いところに来てくれた。打点はチームとしてのもの。粘って塁に出てくれる人間がいなければ僕の打点はない」とつないでくれたチームメートに感謝した。

 それでも延長突入後は両チーム譲らずに4―4で引き分け。中田は近藤が12球粘った末に中前打で出塁した延長12回無死一塁で見逃し三振に倒れた打席を猛省。「近ちゃんの執念。気合いの入った打席を見ておきながら見逃し三振は情けない」とチームを勝ち越しに導けなかったことを悔やんだ。開幕2試合で2本塁打、8打点と上々の滑り出しにも「気持ちの入った打席をもっと増やしていきたい」と引き締まった表情で話した。

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