日本ハム王柏融、ベール脱いだ“4割打法” 近藤も絶賛「バットの軌道凄くいい」

[ 2019年1月31日 05:30 ]

打撃ゲージで近藤と並び打ち込む王(撮影・会津 智海)
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 4割コンビの競演だ!日本ハムは29日(日本時間30日)、米アリゾナ州の春季キャンプ地で合同自主トレを実施。16、17年に台湾・ラミゴで打率4割をマークした新加入の王柏融(ワンボーロン)外野手(25)は同じアベレージ打者の近藤健介外野手(25)と並んで打撃練習を行い、トップが浅い独特のフォームを初披露した。

 日本球界で前人未到の打率4割。台湾で2度も記録した男が少しだけベールを脱いだ。初めて報道陣の前でバットを握り、近藤と並び打撃練習を行った王柏融は「(近藤は)凄くパワフル。良いところは取り入れたい」と笑った。

 打撃フォームの大きな特徴は浅いトップだ。近藤だけでなく西武・秋山、巨人・坂本勇ら高打率を残す打者は投手寄りの肩の開きを防ぐためにトップを深くしてボールを呼び込むが、王柏融は顔に近いトップからバットを最短距離でボールにぶつけて確実性を上げる。変化球が多い日本特有の配球にも早く対応できる可能性はある。

 王柏融は「トップの位置はあまり意識していないけど、バットを奇麗に出すために自然と今の位置になった」と言う。プロ2年目で初めて打率4割をマークした16年には現在のフォームのベースが完成。人一倍、ウエートや体幹トレーニングにも取り組んだことで長打力も身につけ、翌17年には打率・407、31本塁打、101打点で3冠王に輝いた。

 17年に腰の手術のため57試合の出場ながら打率・413を残した近藤も、打撃を初めて間近で見て「バットの軌道が凄くいい」と絶賛した。同じ93年生まれで数年前から互いの打撃技術を認め合い、昨年2月の日本ハム対ラミゴの親善試合ではバットを交換した仲。毎年、上沢、松本らと現地で開催する「93年会」にも誘う予定で「札幌でも近所になる。やりやすい環境をつくってあげたい」とサポートを約束した。 (山田 忠範)

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