巨人・菅野が20勝を目標に掲げる理由

[ 2019年1月31日 11:43 ]

ブルペン投球する菅野(撮影・尾崎 有希)
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 数字にこだわりの強い巨人・菅野。2年連続で選考基準全項目クリアでの沢村賞を目指す中で「一番こだわりたいのは勝ち星」と今季は17年にマークした自己最多の17勝を上回る20勝を掲げている。

 「何勝するとか目標にしたことはなかった」という右腕があえて大きな数字を口にした背景には優勝への強い思いがあった。「ジャイアンツに求められているのは優勝ですし、僕に求められているのは勝ち星であり、20勝というところだと思う」。優勝は一人の力ではできないが、エースがチームに20勝をもたらせば、5年ぶりのV奪回は確実に近づく。

 先発投手の勝利は味方打線や救援陣の状態に委ねられることも多く、自身の好投以外に運の要素もある。そこで菅野にとって勝利とは何か聞いた。「勝ち星は運もあるけど、自分でつかみ取るもの。自分の実力。まぐれで最多勝は獲れない」。2年連続最多勝を獲得した男の重い言葉だった。

 今年、節目の30歳を迎える。「20代前半の時とは違うなというのはある。疲れも抜けづらくなる」と体の変化を認めるが「ただがむしゃらに投げていた20代前半とは違う技術も持っている」と経験と技術でカバーする。

 それを示したのが29日の今季初ブルペンだった。スライダー、カットボールなどの変化球も交え、41球。「今のところ目に見える課題は見つからないというくらい状態が良い。自分が思っている通りの仕上がりを見せることができた」と自画自賛。キャッチャーミットをほとんど動かさなかった小林も「えぐい!」「ナイスボール!」と賛辞を連発した。キャンプインを控え、すでに最高の状態。自らの力でどれだけの白星を積み重ねるか楽しみだ。(記者コラム・岡村 幸治)

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