筒香メジャー仕様“究極”新打法 キャンプイン前に3連発「順調」

[ 2019年1月31日 06:31 ]

前傾気味に変わった筒香の新打撃フォーム(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの筒香嘉智外野手(27)が30日、春季キャンプ地の沖縄県宜野湾市で自主トレを公開した。フリー打撃では19年型の新フォームで、39スイング中3本の柵越え。2月1日に迫るキャンプインに向けて順調な仕上がりを披露した。メジャー移籍を志向し、日本での最後のシーズンとなるかもしれない今季、4番兼主将として目指すのは98年以来、20年間遠ざかっているリーグ優勝だけだ。

 気温23度。穏やかな陽気に包まれながら、筒香がバットを握り、左打席に立った。14スイング目に右翼席に突き刺すと、そこからバックスクリーン、さらに左越えと「3連発」。変わらない力強さを見せたが、その打撃フォームは昨年までのものとは明らかに違っていた。

 「外見は変わっていて、中ももちろん変わっているが、自然とこうなっている。体の中のことなので伝えることは難しい」

 多くを語ることはなかったが、見た目に映るのは右肩を入れ、やや前傾姿勢の構えとなった変化。バットは寝かせ気味になった。重心を低くし、右足はほとんど上げない。そのフォームから打撃投手の球を次々とはじき返した。

 昨春キャンプでは両膝を曲げずに直立し、グリップの位置も高くしたフォームを試した。オープン戦の途中からは重心を下げた16年シーズンのフォームとの中間のフォームに進化した。自身の体と向き合い、常に変化を恐れず進む主砲は「微調整が入ると思うが、今の段階では順調。今までと一緒の部分も新しい感覚が出たものもある。しっくりきています」とうなずいた。

 昨年11月30日の契約更改交渉の席で将来的なメジャー挑戦の意向を球団側に伝えた。海外FA権取得は順調なら21年シーズンだが、ポスティングシステムを使えば今季が日本での最後のシーズンとなる可能性がある。シーズンの目標を聞かれると「チームの優勝です」と即答した。日本一に輝いた98年を最後に遠ざかっているリーグ優勝へ「若手からベテランまで素晴らしい選手がそろっている。一人一人が100%の力を出せれば必ず優勝できると思うので頑張りたい」。不動の4番として、さらに5年目となる主将としての使命は一つだけだ。

 「シーズンに向けて体がいい状態にいくように。個人としてはシーズンが終わったときに、自分の中で納得のいくシーズンだったと思えるように過ごしたい」。いよいよ明日、筒香が10年目のキャンプインを迎える。 (町田 利衣)

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