阪神メッセ5年連続開幕譲らん!今季から日本人扱い「監督の期待に応える」

[ 2019年1月31日 06:28 ]

キャッチボールを行うメッセンジャー(撮影・北條 貴史)
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 阪神のランディ・メッセンジャー投手(37)が30日、甲子園球場室内練習場で本格始動し、今季で5年連続となる開幕投手に意欲を示した。「そこに対して自分ができることをやっていき、監督の期待にしっかりと応えられるように。開幕戦に向けて沖縄キャンプは大切な機会となる。それに向けて、やっていきたい」。前日29日に来日したばかりで、視線の先には早々と「3・29」を捉えた。

 日本語で「ニホンジン! イエス!」と喜んだように昨季中に国内フリーエージェント(FA)権を取得し、今季から外国人枠の制限を外れて日本人選手として扱われる。

 過去にFA権を取得した外国人投手は郭泰源(西武)、ブライアン・シコースキー(ロッテ、巨人、ヤクルト、西武)、許銘傑(シュウミンチェ=西武、オリックス)、ジェイソン・スタンリッジ(ソフトバンク、阪神、ロッテ)の4人。いずれも日本人扱いで開幕投手を務めた実績はなく、メッセンジャーが今季開幕投手を務めれば、プロ野球史上初となるわけだ。

 その事実は、外国人投手が日本で実働8シーズン以上連続で高いパフォーマンスを維持することの難しさを物語るとともに、右腕の偉大さを際立たせる。

 球団記録更新も視野に入る。日本通算95勝で、バッキーが持つ外国人投手最多の100勝まで残り5勝。加えて5年連続で開幕投手を任されれば、井川慶と並ぶ球団最長記録にもなる。「球団史上最強助っ人」がバースなら、「史上最強助っ投」の称号はメッセンジャーにこそ相応しい。

 「今回、日本人選手としてタイガースにいられることを光栄に思います。今年も、もっと自分に厳しく、もっと強くなるために取り組みたい。優勝したいので、今季は自分がチームを勝たせられるような投手になっていきたい」。西、ガルシアも加入し、開幕投手争いは激戦必至。だが、エースの座は譲らない。(惟任 貴信)

 ○…メッセンジャーが今季も開幕投手を務めれば5年連続6度目。阪神で5年連続なら井川と並ぶ最長だ。6度も阪神では1リーグ時代の若林8度に次ぎ、小山と江夏に並ぶ2リーグ制以降の最多になる。ちなみにプロ野球記録は山田久志(阪急)の12年連続(1975〜86年)が最長、金田正一(国鉄、巨人)と鈴木啓示(近鉄)の14度が最多。

 ▽阪神19年開幕投手の動向 矢野監督は秋季キャンプ中の昨年11月9日、開幕投手を「白紙」と強調し「(候補者は)どんどん出てきてくれたらいい」と投手間の競争を期待。オリックスから西がFA移籍する中、12月10日には今季3年目の才木が「アピールしていきたい」と候補に名乗りを上げた。矢野監督は年が明けた1月13日に「キャンプやって、オープン戦をやっていく中で、最終的には俺が決める」と改めて「白紙」とした上で「望月も可能性がある」と新たな候補者も挙げた。

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