阪神マルテ、メジャー30発の片りん見せた 2・7紅白戦も視野

[ 2019年1月31日 05:30 ]

練習中にリラックスした表情を見せるマルテ(撮影・北條 貴史)
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 阪神の新外国人、ジェフリー・マルテ内野手(27=前エンゼルス)が30日、甲子園室内練習場で来日後初の打撃練習に取り組んだ。打撃投手の投球に対して約15分間のスイングで試運転。鋭い打球を連発して仕上がりの良さを示し、春季キャンプ初実戦となる2月7日の紅白戦出場も視野に入れた。

 期待の4番候補が少しだけベールを脱いだ。ほとんどの日本人選手が沖縄入りし、閑散としているはずの甲子園室内に快音が響き渡る。午前11時前。嘉勢打撃投手を相手に豪快なスイングを見せていたのは、前日29日に入団会見を開いたばかりのマルテだった。

 「2月1日に備えて今日打とうと決めていたし、準備ができている状態で(キャンプに)行きたいんでね」

 まだ時差ぼけも残る状態で、エンジン全開というわけではない。室内で厚い防球ネットに阻まれ、打球がどのぐらい飛んだのかも不明だ。それでも、メジャー4年間で計30本塁打を記録したパワーヒッターらしい弾道を何度も見せつけた。何よりトレーニングウエア越しでも分かる肉体の仕上がりの良さが、新天地にかける思いを伝える。相手を務めた嘉勢打撃投手が証言した。

 「今日だけでは分からないけど、もちろんパワーはあるよ。ツボにはまった時はきっちり捉えていたし、外角もしっかり振れていた。日本に来るのに合わせてしっかり調整をやってきているのは分かった」

 ナバーロと並んで打った後は捕手役を座らせてキャッチボールしていたドリスの球を打席の位置に立ってチェック。球団の渉外担当者は「打ち方はゴメスみたい」と来日1年目の14年に打点王に輝いた同じドミニカ共和国出身の先輩に例えた。

 昨年12月17日まで母国のウインター・リーグに参戦。以降も自主トレに励んできた。「メンタル的にもしっかりと準備はしていた。こうなることは分かっていたんで、早めにという気持ちはあった。ただ、気持ちはいつもできているよ」。2月7日の紅白戦予定を聞くと、さらに表情を引き締めた。

 「準備はできているつもりだ。(出場は)監督、コーチが決めることなので、こちらは何も言えないが、言われた時にしっかり準備ができているようにはしたい」

 真のお披露目はもちろん、「2・1」。特大弾で周囲を驚かせるまで秒読みだ。(山添 晴治)

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