【田淵幸一の目】穴見つからない筒香の新フォーム 逆方向への一発も増える

[ 2019年1月31日 10:16 ]

フリー打撃を行う筒香(撮影・島崎忠彦)
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 筒香の新たな打撃フォームを見て、全体的に自然体の構えになったな、との印象を受けた。前傾というより、背筋をピッと伸ばして姿勢が良くなった感じだろうか。そんな中で最も効果的だと感じたのは、わずかながらグリップを下げた点だ。

 これまでに比べて、グリップの位置がユニホームの胸の名前の前に来た。最短距離でバットを出してインパクトへ。これなら直球に遅れることもなく、変化球もぎりぎりまで引きつけることが可能になる。逆方向への一発もより増えるだろう。私自身も大学時代、バットを高く掲げて構えていた。しかしプロでは力のある直球にバットが遅れる。そこで、入団1年目に下げた。現時点の筒香の打撃フォームにも大きな穴は見つからない。

 昨春のキャンプで脱力打法を取り入れたように、筒香は毎年のようにフォームを微調整する。変化を恐れない姿勢は非常にいいと思う。将来のメジャー移籍も視野に入れる中で、「これが筒香だ」との打撃へ模索を続けているのだと思う。

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