DeNA 平良、550万円増で更改 オフは巨人時代の同僚と海外自主トレ

[ 2018年11月21日 12:40 ]

会見するDeNA・平良
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 DeNAの平良拳太朗投手(23)が21日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み550万円増の来季年俸1300万円(推定)で更改した。

 昨年1月にFA移籍した山口俊投手の人的補償として巨人から移籍。今季は全て先発で13試合に投げ、5勝3敗、防御率3・49の成績を残した。

 「CS争いの中で投げられたり、いい経験ができたと思う。負けたら次はないという気持ちで全部いって、その中でチームが勝てたのは自信になった」

 CS争いの佳境だった9月は3戦3勝と貴重な白星が続いた。9月15日の巨人戦では菅野と投げ合い、6回1/3を2安打1失点で古巣相手の初勝利を飾った。「今年の中で一番印象に残っている試合」と振り返る。

 後半戦好調の理由を「低めに強い球が投げられるようになってきたこと」と分析した。「股関節の使い方を今年1年間重点的にやってきた。下半身から投げられるようになってきた」。サイド気味のフォームから繰り出すクセ球が力強さを増した。

 12月は巨人時代の同僚で同い年の田口麗斗投手とハワイで自主トレを行う。「田口も走って体をつくりたいと言っていた。自分もその考えで、合っているなと」。より下半身を磨き上げ、開幕ローテーション入りを目指す。

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2018年11月21日のニュース