阪神・矢野監督 自習トレのススメ「“宿題やれ”って楽しくないやろ」

[ 2018年11月21日 05:30 ]

阪神の矢野監督
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 阪神・矢野燿大監督(49)が20日、基本的にオフの調整法を選手に一任する方針を示した。その上で、自主研究の重要性も説いた。

 「“やれ”って言うのはないというか…。宿題って楽しくないでしょう(笑い)。自主勉強、自主研究の方が楽しいでしょう。若くなくても、別に、いつでもできると思うし。今なんか、情報を拾おうと思えばいろんなところで拾える。それでまた、試すということもできるだろうから」

 監督就任時から一貫して、選手に自主性を求めてきた。その方針はオフも不変だ。指揮官からの「宿題」は無い。言わば放任オフ。その代わりとして、自主的な勉強、研究への取り組みを求めた。

 「俺は2005年に4連敗で負けたやん。あのシーズンオフは、次の日から練習した。あの悔しさを忘れないように、まず動こうとね。自分の中で“次のシーズンに向けてスタートを切った”と自分の中で考え方を決めつけようということで、そうした。それが良いのか悪いのか、分からへんけど。だいぶ、みんな、それなりに自覚(はあると思う)ね」

 自身の経験も踏まえた提言だ。日本シリーズでロッテ相手に4連敗を喫した05年オフ。終戦の悔しさを糧に、翌日から自主的に始動したことがあった。それをあくまで一例として紹介しながら、新たな「挑戦」に期待を寄せた。たとえば新フォーム、新球種、新トレーニング……。オフ期間だからこそ、取り組めることがある。今の時代、情報はあらゆるところに転がっている。特に若手にその一歩を踏み出させるべく、背中を押した格好だ。

 ただし来年2月1日までに、やってくるべき最低ラインもある。それはキャンプ序盤から始まる実戦に耐える体に仕上げることだ。「早い段階で実戦は入れていく。若手はそう(開幕に照準)じゃないからね」。来年2月上旬、若虎たちに自主研究の成果を問う。(惟任 貴信)

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