【21日の主な契約更改】西武・高橋光は300万円減、来季は西口背番「13」

[ 2018年11月21日 19:36 ]

契約更改に臨んだ西武の高橋光成
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 プロ野球の西武、ロッテ、ヤクルトなどで21日、契約更改交渉が行われた。

 西武・高橋光成投手(21)は300万円減の1850万円でサインした。4年目の今季は右肩を痛めるなど故障にも悩まされ、プロ最少の3試合の登板で2勝1敗、防御率4・50。「ケガをしないでローテーションを守るようにと言われた」と奮起を誓った。また来季から西口投手コーチが現役時代につけていた背番号「13」をつけることが決まった。

 日本ハムの実松一成捕手(37)は50万円増の年俸1150万円でサインした。プロ20年目の今季は2軍育成コーチ兼任で古巣に復帰。1軍では1試合だけの出場にとどまり「もっと1軍の戦力として試合に出たかった」と振り返った。松坂世代が続々と引退していく中「しっかり来年も準備していきたい」と次のシーズンを見据えた。

 ロッテ・石川歩投手(30)は500万円増の1億1500万円で更改した。プロ5年目の今季は21試合に先発し、9勝8敗、防御率3・92。昨年の3勝11敗から上積みしたが、7月以降は右肩違和感、右足首捻挫などもあり未勝利だった。「来季は毎試合、いい球を投げたいと思います」と淡々と語った。また、有吉優樹投手(27)は1400万円増の年俸4200万円でサイン。中継ぎから先発転向し、6勝をマーク「先発も中継ぎも両方、評価してもらいました」と納得の表情を見せた。

 オリックス・宗佑磨内野手(22)は1150万円増の1800万円でサインした。4年目の今季は74試合に出場、打率・233、5本塁打を22打点をマーク、プロ初本塁打を記録するなど飛躍した。ルーキーの福田周平内野手(26)は1800万円増の2800万円で更改。113試合に出場し打率・264、16盗塁するなど期待に応えた。

 ヤクルト・梅野雄吾投手(19)は450万円増の来季年俸1100万円でサインした。主に中継ぎで29試合に登板して3勝2敗、防御率7・09。8月25日のDeNA戦でプロ初勝利を挙げた。来季は「50試合以上は投げたいです」と目標を掲げた。星知弥投手(24)は300万円減の1900万円で更改。昨秋に右肘疲労骨折の手術を受け、今季は18試合に登板して2勝0敗、防御率4・02。「来年は開幕から1年投げていけたら。先発にこだわっていきたい」と先発ローテーションを守ることを誓った。

 DeNAの平良拳太朗投手(23)は550万円増の1300万円で更改した。 昨年1月にFA移籍した山口俊投手の人的補償として巨人から移籍。今季は全て先発で13試合に投げ、5勝3敗、防御率3・49。「CS争いの中で投げられたり、いい経験ができた」と9月は3戦3勝と貴重な白星が続いた。来季は開幕ローテーション入りを目指す。京山将弥投手(20)は490万円増の来季年俸1050万円でサイン。13試合に投げ6勝6敗、防御率5・64の成績にも後半戦に勝ち星が伸びず「自分の中では悔いの残るシーズンだった」とさらなる飛躍を目指す。

<21日の主な契約更改>
【西武】
高橋光成投手1850万円(−300万円)
【日本ハム】
実松一成捕手1150万円(+50万円)
【オリックス】
宗佑磨内野手1800万円(+1150万円)
福田周平内野手2800万円(+1800万円)
山崎福也投手1500万円(−200万円)
【ロッテ】
石川歩投手1億1500万円(+500万円)
有吉優樹投手4200万円(+1400万円)
荻野貴司外野手4500万円(+700万円)
【ヤクルト】
梅野雄吾投手1100万円(+450万円)
星知弥投手1900万円(−300万円)
村上宗隆内野手800万円(+80万円)
【DeNA】
平良拳太朗投手1300万円(+550万円)
京山将弥投手1050万円(+490万円)
飯塚悟史投手1400万円(+550万円)
(金額はすべて推定)

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