2軍調整も経験…阪神ロサリオ 来日初満弾「全力でプレー」

[ 2018年8月7日 21:56 ]

セ・リーグ   阪神7―4巨人 ( 2018年8月7日    東京D )

<巨・神>初回1死、満塁弾を放ち、天を仰ぎながら生還するロサリオ(撮影・大森 寛明)
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 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が来日初の満塁本塁打を放ち、チームに3連勝をもたらした。

 初回1死満塁で内海の直球を高々とバックスクリーン左に運んだ。8号は来日初のグランドスラム。「何とかチームのためにと思って打席に入った。ストライクゾーンのボールを打つことを心がけて、しっかり結果につながって良かった」。主砲と期待されながら、ここまで2ランが最高。金本監督も「ロサリオが打つと勝つ。神話とまではいかないけど、本当にナイス・ホームラン」と称えた。

 来日1年目の今季、打撃不振で2軍調整も経験した。1軍に再昇格を果たしたのは7月17日。それから4本塁打と徐々にだが、日本野球にも適応してきた。「コーチからいいアドバイスも受けている。初めてグランドスラムでチームが勝って本当に良かった。全力でプレーしていけば、チームのためにも自分のためにもなる。優勝する可能性はまだある」。そう、けなげに話す助っ人に虎党から惜しみない声援が送られた。

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2018年8月7日のニュース