高岡商10年ぶり夏1勝 佐賀商との投手戦制す エース山田、足つりながら7回7K1失点

[ 2018年8月7日 10:02 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第3日・1回戦   高岡商4―1佐賀商 ( 2018年8月7日    甲子園 )

<高岡商・佐賀商>5回、佐賀商・済木を遊ゴロに仕留め、ナインを指さして喜ぶ高岡商・山田(撮影・坂田 高浩)
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 第100回全国高校野球選手権大会の第3日は7日、甲子園球場で1回戦の4試合が行われ、第1試合は2年連続19回目出場の高岡商(富山)が、10年ぶり16回目出場の佐賀商(佐賀)との投手戦を4―1で制し、2回戦進出を決めた。高岡商は夏の大会で10年ぶりの勝利。

 試合は高岡商の山田、佐賀商の木村、両校エースの投げ合いで4回までスコアボードに「0」が並ぶ展開。均衡は5回に破れ、高岡商は7番・井林の大会5号となる中越えソロで先制した。

 佐賀商は7回に1死二塁の好機で1番・済木のゴロを投手の山田が一塁へ悪送球。この間に二塁走者の本嶋が本塁に生還し、試合を振り出しに戻したが、その裏に高岡商は8番・田嶋の2点適時二塁打などで一挙3得点を奪い勝ち越した。

 高岡商の山田は6回に足をつるアクシデントがあったが、5安打7奪三振1失点の内容で7回を投げ切ったところで降板。2番手の大島は2回無失点の好救援を見せた。佐賀商の木村は6安打8奪三振4失点の内容で8回を完投。119球の力投を見せたが、味方打線は5安打1得点に終わった。

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