旭川大高・端場監督　タイブレーク負けにガックリ「詰めが甘かった」

第１００回全国高校野球選手権記念大会第２日・１回戦   旭川大高４―５佐久長聖 （ 2018年8月6日    甲子園 ）

旭川大高ナインは砂を拾う（撮影・岩崎　哲也）
Photo By スポニチ

　旭川大高（北北海道）の端場雅治監督は「勝つチャンスはあった。詰めが甘かった」と肩を落とした。１３回には両打ちの１番・平沢が右投手に対してあえて右打席に立ち、三塁線へ犠打を決めるなど必死に１点を狙った攻撃が実らなかった。

　９回から救援した左腕の楠茂は１４回に勝ち越しを許した後、１死一、二塁からの二ゴロ併殺で最後の打者になり「点を取られたことより点を取れなかったことに悔いが残る。初めていつも通りができなかった」と唇をかんだ。昨年から同点の延長１０回スタートの「延長紅白戦」を月２回練習してきたが、特殊な状況での１点の重みを痛感していた。