大リーグ夏のトレード市場 マチャドのドジャース移籍で活性化 ヤンキースはローテ補強狙う

[ 2018年7月19日 15:03 ]

ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM (AP)
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 今季の大リーグはいよいよ後半戦へ突入。プレーオフを狙えるチームはトレードでの補強を行い、そうでないチームは来季を見据え、主力を放出して若手中心に切り替える。

 ウエーバー公示を経ないトレード期限が7月末に迫っているが、早くもオリオールズのマチャドがドジャースへ移籍することが確実。あとは球団からの正式発表を待つばかりとなった。

 マチャドは夏のトレード市場の目玉だったが、ドジャース移籍が決定的となり、これで市場が一気に動きそうな気配。大リーグの公式サイトはトレードの可能性が高い選手として以下の7人を挙げ、さらに移籍先候補となる球団も示している。

▽ザック・ブリトン投手(オリオールズ)、移籍先候補:レッドソックス、マリナーズ、インディアンス、ブルワーズ、ブレーブス

▽ウィット・メリーフィールド内野手(ロイヤルズ)、移籍先候補:ブルワーズ、ジャイアンツ、インディアンス、ブレーブス

▽マイク・ムスタカス内野手(ロイヤルズ)、移籍先候補:ヤンキース、レッドソックス、ナショナルズ

▽ J.A.ハップ投手(ブルージェイズ)、移籍先候補:ヤンキース、ナショナルズ、ブルワーズ

▽ネーサン・イオバルディ投手(レイズ)、移籍先候補:ヤンキース

▽クレイグ・スタメン投手(パドレス)、移籍先候補:ヤンキース、マリナーズ

▽ブラッド・ハンド投手(パドレス)、移籍先候補:ブルワーズ、ブレーブス

 先発投手が欲しいヤンキースは補強に打って出る可能性が高く、動向が気になるところ。スタインブレナー・オーナーはマイナーからの昇格で先発投手を賄う考えもあると話していたが、2009年以来のワールドシリーズ制覇を狙うのであれば、実績ある投手を獲得したいところだろう。

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2018年7月19日のニュース