【長野】岡谷南　松商学園の連覇止める　ノーシードから29年ぶり４強進出　次は第１シード佐久長聖戦

第１００回全国高校野球選手権長野大会準々決勝   岡谷南６―３松商学園 （ 2018年7月19日    松本市野球場 ）

＜松商学園・岡谷南＞松商学園に勝利し笑顔で駆け出す岡谷南ナイン
Photo By スポニチ

　ノーシードから勝ち上がった岡谷南が松商学園の連覇を止めた。

　エース直江の先発を回避した第４シードの投手陣を攻略し主導権を握った。４―２で迎えた４回は３番手で登板した直江から３番・那須野が右犠飛で３点差に。先発の２年生左腕・飯田は５回に２点差にされたが、６回から登板したエース山岸が緩急を駆使した投球で追撃を阻止。９回に４番・五味の内野安打でダメ押し点をもぎ取り、準優勝した１９８９年以来の準決勝進出を果たした。

　前回４強時の主将で就任８年目の倉坪監督は「初回に２点取ったことで楽にいけた。山岸は気迫の投球をしてくれた」と後輩ナインをたたえ、「きょうの集中力を持ち込みたい」と中一日で臨む第１シード佐久長聖との準決勝を見据えた。