今秋ドラフト候補の奈良学園大・宮本&村上海に阪神と巨人から調査書

[ 2017年9月21日 06:10 ]

近畿学生野球連盟第3節1回戦   奈良学園大8―4大工大 ( 2017年9月20日    南港中央 )

阪神と巨人から調査書が届いた奈良学園大の宮本
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 今秋ドラフト上位候補の奈良学園大・宮本丈内野手(4年)の下に阪神、巨人から調査書が届いた。宮本は16日に所属の近畿学生野球連盟にプロ志望届を提出。20日付で大学野球連盟のホームページに掲載された。

 宮本は11日の神戸大戦の守備の際に腰を痛め、20日のリーグ戦・大工大戦では登録メンバーから外れた。1年春からレギュラーだが、負傷による試合の欠場は今回が初めてだった。疲労性の腰痛で、月末か10月初旬の完全復帰を目指している。現在、リーグ戦通算99安打を誇り、連盟記録の113安打更新の期待もかっかっている。侍ジャパン大学代表の遊撃手は「1日でも早く復帰してアピールしたい」と意気込んだ。

 ≪村上海は2安打2打点1盗塁≫今秋ドラフト候補の1番・村上海斗外野手(4年)が今春リーグ戦に続く先頭打者弾を含む2安打2打点1盗塁の活躍で勝利に貢献した。阪神、オリックスなど3球団が視察する中、初回に初球のスライダーを左翼へ放り込んだ。大学の公式戦では通算6本目となる一発に「1番打者として、積極的に振ることだけを考えています」とうなずいた。今秋ドラフト上位候補の宮本とともにプロ志望届を提出。既に阪神、巨人から調査書が届く右の大砲が運命の日までアピールを続ける。

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2017年9月21日のニュース