岸 痛恨被弾で7連敗…楽天連敗で2位・西武との差を縮められず オリ吉田正が逆転弾

[ 2017年9月21日 21:45 ]

パ・リーグ   オリックス7―4楽天 ( 2017年9月21日    Kobo宮城 )

<楽・オ>8回、オリックス・吉田正(奥)に逆転3ランを浴びマウンドに座り込む楽天・岸
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 楽天がオリックスに競り負け痛い連敗。2位争いをしている西武も敗れたが、痛ゲーム差は2のまま縮めることはできなかった。

 先発の岸は、7回2/3を投げ5安打9奪三振も6失点で5年ぶりの2桁となる10敗目。7月19日に8勝目を挙げて以来7連敗を喫している。

 打線は2点を追う3回、オコエの二塁と2四球で2死満塁とし、銀次が中前へ2点タイムリーを放ち追いついた。再び1点を追う7回には2死から藤田が内野安打で出塁し、続くアマダーが中越えへ22号2ランを放ち逆転したが、岸が粘れず。

 オリックスは3本塁打を含む8安打で7点と、効率の良い攻めを見せ2連勝。

 初回、一塁内野安打の西野を塁に置き、ロメロが左翼へ2試合連続となる25号2ラン。2回から5回までは岸に完全に抑えられていたが2―2で迎えた6回、山崎勝が中越え二塁打と犠打で三塁に進み、2死後、岸の暴投で勝ち越した。7回裏に逆転され1点を追う8回には、山崎勝が四球を選び、安達の犠打がフィルダースチョイスとなり一、二塁に。中島は中飛も吉田正が右中間へ12号3ランを放ち逆転。岸をKO。9回にもマレーロが左中間へ18号ソロを放ち7点目を挙げた。

 4番手のヘルメンは、アマダーに2ランを打たれたものの、味方の援護で2勝目。最後は平野が締め28セーブ目を挙げた。

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