阪神・秋山 次は菅野に勝つ 虎党は見た!CSへの希望

[ 2017年9月21日 05:55 ]

セ・リーグ   阪神0―2巨人 ( 2017年9月20日    甲子園 )

<神・巨>初回、マギーに先制ソロを打たれ、肩を落とす秋山
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 阪神は20日の巨人戦に0―2で惜敗し、今季11度目の零封負けを喫した。光明となったのは、先発した秋山拓巳投手(26)が、6回5安打2失点の力投を見せ、巨人・菅野と堂々と渡り合ったこと。今季、急成長を遂げた若きエースは、再戦する可能性のあるクライマックスシリーズ(CS)でのリベンジへ決意を新たにした。

 互角に渡り合えたからこそ悔しさは余計に募る。秋山は、厳しい表情を崩さなかった。

 「(相手先発が)菅野さんだったので、立ち上がりから点を与えてしまって、攻撃のリズムをつくれなかった。悔しかったです」

 猛省の言葉もエースの証だ。チームの顔としてマウンドに上がる大黒柱同士の投げ合いでは一つのミスが命取りになる。先に苦い表情を浮かべたのは、猛虎の背番号46だった。

 「完全に失投だったので、悔いが残る」

 初回、簡単に2死を奪って迎えたマギーに2球目のフォークが高めに浮いたところを捉えられた。左翼スタンドに着弾する先制ソロに歪めた表情が、事の重大さを物語った。

 2回も連打で無死二、三塁とされると長野に直球を左前へ運ばれ2点目を献上。その後、無死一、三塁のピンチは踏ん張ったが、打線が対峙するのが球界屈指のエース・菅野であることを考えれば、痛恨の序盤と言えた。

 この夜で菅野と実に4度目のマッチアップ。過去3戦は1勝1敗、前回14日の対戦では7回2失点だった相手に対し、6回無失点と勝ち投手の権利を得て降板。その後、リリーフ陣が同点に追いつかれ、13勝目はならなかったが、手応え十分の痛み分けと言えた。

 決着をつけるべく上がったマウンドでは、予想通り、投手戦が繰り広げられた。3回以降は立ち直って、6回まで5安打2失点の粘投。登板前日の「食らいつく」の言葉通り、結果的に完封した菅野に負けじと、テンポ良くアウトを重ねた。

 金本監督も「コントロールミスですね。あのマギーのホームラン、長野の逆球がね。本人も悔いが残っていると思う。それ以降は緩急をつけて、まずまず。うまいこと投げてましたけど」と試合をつくった力投を称えた。

 過去4戦はいずれも、6回以上を投げ、2失点以下。菅野に臆することなく、腕を振れている。今や立場は菅野と同じくエースだけに、クライマックスシリーズで再戦する可能性も高い。

 「(CSへの意識は)マウンドに上がれば、目の前の打者なんで考えていない。前回、(今回の)2戦と直球で抑えているところも多かったので、修正するところは修正していきたい」

 先に待つ大一番でのリベンジへ、この日の今季6敗目は大きな糧となるはずだ。 (遠藤 礼)

 ▼阪神・香田投手コーチ (6回2失点の秋山に)序盤は珍しく失投が多かった。もったいなかった。途中からは彼らしい球も増えてきた。(菅野との投手戦に)勝ちにこだわって欲しい。相手も菅野だったし、彼自身思うところもあったはず。まぁ、次ですね。

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