父の夢背負う西武ドラ2中塚 お茶目なキャラにも注目

[ 2016年10月22日 10:55 ]

色紙に目標をしたため笑顔の西武2位・中塚
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 白鴎大の中塚駿太投手(4年)が、20日のドラフト会議で西武から2位指名された。最速157キロの直球。1メートル91、100キロ超の体格が注目を集めるが、取材を通じてその性格に魅せられた。

 指名後、大学の室内練習場でチームメートから胴上げされた中塚。初めて経験した感想を問われると「みんなから重いと言われたので、痩せようと思います」と、冗談めかした。現在の体脂肪率は約25%と、アスリートとしては規格外?。「(計測時は)マジでショックでした」と、落ち込んだ顔をつくり、笑わせてもくれた。好物はラーメンで、豚骨が大好きだ。多い時には、替え玉を4玉も平らげるという。プロ入りすれば、節制を求められる可能性もあるため「今のうちに食いだめしておきたいですね」と、ニヤリ。本気ともつかない顔で言って、取材の現場を和ませた。

 そんな中塚が神妙な表情になったのが、父・幹男さんの話題になった時。幹男さんは社会人のスリーボンドで都市対抗にも出場した元投手。ドラフト前日の19日には電話で連絡を取り「いよいよ来たな。どこの球団に行っても頑張れよ。俺も緊張してきたよ」と、声をかけられたという右腕は「親父も社会人まで野球をやっていて、肘をケガしたみたいですが、プロに行くのが夢だったと思う。自分が代わりになってやるぞという気持ちです」と、冗談を飛ばしていた時とは打って変わった表情で、父の思いも背負って投げる覚悟を示してみせた。

 茶目っ気たっぷりの一面も、孝行息子の一面も合わせて中塚の魅力。選手としての成績はもちろんだが、その魅力あるキャラクターにも注目していきたい。(記者コラム・黒野 有仁)

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