巨人に“謎の巨人”ドラフト最長身2メートル1台湾人右腕

[ 2016年10月21日 05:54 ]

プロ野球ドラフト会議

巨人が7位で指名した廖任磊(AP)
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 巨人の支配下指名の締めは異色の隠し玉だった。ドラフト7位の台湾人右腕・廖任磊(リャオレンレイ)。パイレーツのルーキーリーグでもプレーした23歳だ。

 指名のアナウンスが流れると、会場にざわめきが起きた。堤辰佳GMは「迫力がある。強いボールを投げられるピッチャー。昨年の秋から注目していた」と説明。昨オフ、岡本らが参加した台湾でのウインターリーグ。2メートル1、125キロの恵まれた体格から最速152キロを投げ込み、台湾アマチュア代表メンバーに選出されていた。「その時にいいピッチャーだと思ってマークしていた」と同GM。その後、調査を進め、高校は岡山共生を卒業したことなどから、各種の手続きを進め、指名にこぎ着けた。日本の高校に3年間在籍したため、日本人扱いとなる。

 廖任磊は6月に卒業した台湾の開南大在学中の14、15年に大学を休学し米国に渡り、パイレーツのルーキーリーグでプレー。2年間で27試合に登板し2勝3敗、防御率4・54とまだ粗削りな部分はある。だが、球団は23歳の若さと伸びしろに、将来の抑え候補としても期待。ドラフト前にビデオを確認した高橋監督も「体も大きくて力があるということ」と潜在能力を認めた。あす22日に球団関係者が渡台し、開南大で指名あいさつを行う予定。同大野球部は阪神などで活躍した郭李建夫氏が監督を務めている。

 身長が発表された67年以降では、12年の阪神・藤浪らの1メートル97を抜きドラフト最長身で、初の2メートル超え。自身のツイッターで「たくさん人のおかげと思いますのでその方々の思い含めて頑張ります」(原文まま)と喜びを語った「リャオ201」が、日本でベールを脱ぐ。(春川 英樹)

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