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入札に臨む価値のある豊作ドラフトだった 佐々木千全球団競合も当然

[ 2016年10月21日 07:50 ]

プロ野球ドラフト会議

外れ1巡目、桜美林大・佐々木の交渉権を引き当てクジを掲げるロッテ・山室球団社長(左端)。外れた(左から2人目から)DeNA・ラミレス監督、巨人・堤GM、日ハム・栗山監督、広島・緒方監督
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 【ドラフト総括】昨年よりも1人減の87選手が指名を受けた。例年に比べ好投手が多くそろった「豊作年」だったため、各球団が当日までにらみ合いを続け、戦略が非常に読みづらいドラフトだった。

 フタを開けてみれば、下位6球団はオリックスの山岡に始まり、DeNAと柳で競合した中日を除き、単独指名。阪神は投手ではなく、補強ポイントである野手に切り替え、今夏大学日本代表の4番・大山の交渉権を獲得した。リスクを冒してまで田中を指名するのではなく、確実に即戦力を獲る戦略に出た。

 一方、上位球団は競合に敗れたとしても好選手が多く残っているため、入札に臨む価値は十分あると判断したようだ。ロッテ、巨人、広島が田中の1位指名を公表したのも納得できる。最初の指名で佐々木千の名前が呼ばれなかったのは意外だったが、1位指名に敗れた5球団全てが外れ1位で競合したのは当然と言える。外れの外れ1位の顔触れを見ても、単独指名されてもおかしくない面々だった。

 巨人は4位まで大学、社会人が占め、即戦力重視の指名となった。高校、大学生の上位指名が多く、社会人は昨年から10人減となった。 (アマ野球キャップ・松井 いつき)

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