阪神、延長戦制し連敗脱出!北條が決着打 巨人は4連勝ならず

[ 2016年8月21日 17:15 ]

<巨・神>10回2死一、二塁、勝ち越しの2点適時二塁打を放つ北條

セ・リーグ 阪神4―1巨人

(8月21日 東京D)
 阪神は1―1の10回、北條と鳥谷の適時打で3点を勝ち越し、延長戦にもつれこんだ熱闘に決着をつけた。同一カード3連敗を阻止し、連敗も4でストップした。

 巨人・高木と阪神・岩貞による投手戦は、ともに終盤まで連打を許さずスコアボードに「0」を並べたが、7回2死から岩貞が甘く入ったスライダーを小林誠に左翼席へと運ばれ先制ソロ本塁打を被弾。しかし直後の8回には高木が2死とした後、上本に今季1号ソロを左中間スタンドに叩き込まれ、試合は1―1の振り出しに戻った。

 岩貞は7回3安打1失点、高木は8回5安打1失点と好投したが、打線の援護に恵まれないまま降板。阪神は9回に1死二塁とサヨナラ負けのピンチを招いたが、福留の2度の好捕もあって無失点でしのぐと、10回に四球から2死一、二塁の好機を築き、北條が巨人3番手・山口から中越え2点二塁打を放って勝ち越しに成功。なお2死三塁から鳥谷の三塁線を破る二塁打で4―1とリードを広げ、試合を決めた。

 巨人の連勝は3でストップ。先発の高木が好投も打線がわずか5安打に終わり、接戦をものにできなかった。

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