DeNA筒香 36号 ヤク山田に3本差「うまくさばけた」

[ 2016年8月21日 05:30 ]

<中・D>初回1死二塁、筒香は右中間に先制2ランを放つ

セ・リーグ DeNA2―1中日

(8月20日 ナゴヤD)
 意地の一発だった。DeNA・筒香が初回に先制2ランを右中間に叩き込んだ。中日の新人左腕・小笠原が内角に投じた142キロ直球を捉えた会心の一振り。

 ヤクルト・山田に3本差をつけるリーグトップの36号に「自分のバットで、チームに勢いをつけたいと打席に入りました。うまくさばけました」と振り返った。

 ここ3試合は無安打と精彩を欠いていた。チームも4番のバットに呼応するように3連敗。それでも主将を務める24歳は「いろいろ原因はあると思うが、その日になれば新しい試合。打てなくて悔しい思いはあるが、ストレスがたまることはない」と、決して下を向くことはしなかった。

 6試合ぶりの一発が決勝打。ラミレス監督は「今日の本塁打はチームにとっても筒香にとっても大きな1本」と連敗ストップに胸をなで下ろした。球団初のCS進出を果たすためには、やはり筒香の活躍が不可欠だ。 (中村 文香)

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