今井のクセ見抜いたのに…明徳義塾 夏2桁失点は初の屈辱

[ 2016年8月21日 05:30 ]

<明徳義塾・作新学院>4回2死、明徳義塾・中野(右)が連打を浴びて降板し、渋い表情を浮かべる馬淵監督(左)

第98回全国高校野球選手権第13日・準決勝 明徳義塾2―10作新学院

(8月20日 甲子園)
 2002年以来、14年ぶりの頂点を狙った明徳義塾は2―10と大敗を喫した。夏の2桁失点は初めての屈辱。馬淵史郎監督は「序盤の失点が重かった。ああいう点差になると、後手後手になる。0―1も0―100も負けは負け」と嘆いた。

 甲子園通算48勝を誇る名将らしく、152キロ右腕・今井のクセを見抜いた。グラブに入れる右手の動きや位置、角度などから球種を絞り込み、5安打2得点。交代する5回まで毎回走者を出したが、あと一本が出ず仕留め切れなかった。「点差ほどの差はない」と感じたからこそ、全て失点につながった4失策と10失点した投手陣が誤算。今大会20イニング無失点だった先発の中野は初回に先制点を許すなど3回2/3を8失点。「試合をつくれず悔しい」と唇をかんだ。

 節目の50勝は来春以降に持ち越したが、西浦、今井、谷合ら下級生が残る。「秋は自信がある。まあ見とってください。おもしろいピッチャーもおるから、春は絶対に優勝します。負けるたびに明徳は強くなる」と締めくくった。 (吉仲 博幸)

 ▼明徳義塾・古賀(3安打し通算10安打)県大会は調子が悪く、甲子園で結果が出てよかった。上(プロ)を目指したい。

 ≪10失点は夏49戦目で初≫明徳義塾が10失点で大敗。選抜では00年準々決勝・鳥羽戦の12、02年準々決勝・福井商戦の10と2度の2桁失点があるが、夏は通算49試合目で初めて。

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