ソフトバンク・武田 自身初の2桁勝利も「内容は満足できない」

[ 2015年8月22日 21:49 ]

<楽・ソ>ハリーホーク(左)と10勝目を示す10を作る武田

パ・リーグ ソフトバンク7―2楽天

(8月22日 コボスタ宮城)
 ソフトバンクの武田が8回8安打1失点と試合をつくり、10勝目をマークした。

 これで武田は4年目にして自身初となる2桁勝利。「うれしい」と口にしたものの、先頭打者を出すことが多く、3回以外は毎回走者を背負う投球に「内容は満足できない」とその表情が緩むことはなかった。

 それでも楽天打線から7つの三振を奪い、最少失点で切り抜けるところはさすが。「要所でしっかり投げられた」と途中、雨の降る中での116球にうなずく姿も見られた。

 同日に2位・日本ハムが敗れたため、この勝利でチームは優勝へのマジックを2つ減らして25とした。「優勝に向かって頑張りたい」。若き右腕はさらなる白星の上積みを約束してくれた。

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