イチロー、日米通算114三塁打 福本の日本記録にあと1

[ 2015年8月22日 05:30 ]

<マーリンズ・フィリーズ>8回に右中間へ三塁打を放ち全力疾走するイチロー

ナ・リーグ マーリンズ9-7フィリーズ

(8月20日 マイアミ)
 マーリンズのイチロー外野手(41)が20日(日本時間21日)、フィリーズ戦に「2番・右翼」で先発出場し、2安打2得点の活躍。8回には右中間への三塁打を放って日米通算114三塁打とし、福本豊(阪急)が持つプロ野球記録115まであと1に迫った。また、日米通算1997得点とし、メジャーでも過去7人しかいない通算2000得点にもあと3とした。

 2点差に迫られた8回1死、左腕ローウェンの直球を完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球が392フィート(約119メートル)の右中間最深部のフェンスに直撃し、ボールが右中間を転々とする間に悠々と三塁まで到達。ダン・ジェニングズ監督が「あのトリプル(三塁打)は凄く大きかった」と振り返った一打は次打者プラードの右犠飛を呼び込み、チームに貴重な追加点をもたらした。

 これで日米通算三塁打は114。福本豊氏が持つプロ野球記録115にあと1に迫った。大リーグで今季6三塁打は両リーグ12位タイで、ナ・リーグに限れば4位タイだ。より確率が高いはずの二塁打の数は3本。その2倍の三塁打を記録していることも驚きだが、データの詳細を見ればメジャー最年長野手の凄さが分かる。両リーグで三塁打を6本以上記録している選手はイチローを含め24人だが、イチローの次に年齢が高いのはタイガース・デービスの34歳で、平均年齢は26・9歳だ。米データサイト「ファングラフス」によると、近代野球とされる1900年以降で41歳シーズンに6三塁打を記録したのは史上4人目と「健脚」ぶりが際立つ。

 この日は2得点して日米通算1997得点とした。メジャーで通算2000得点以上は「史上最高の1番打者」と称えられたリッキー・ヘンダーソン(アスレチックスなど)ら過去7人しかいない。日米通算の記録については「アメリカ人としては気にくわないこともあるだろう」と冷静だが、着々とカウントダウンは進んでいる。メジャー通算500盗塁にもあと3盗塁。衰えを見せない足で大記録へ向かって突っ走る。

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