頭も投球もキラリ!?丸刈り岩田7勝「危機感を持って投げていた」

[ 2015年8月22日 08:10 ]

<神・D>お立ち台で握手し、笑顔でガッツポーズの岩田(左)と梅野
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セ・リーグ 阪神3-2DeNA

(8月21日 京セラD)
 魂のこもった投球でチームに漂う重たい空気を一掃した。こん身の121球。中5日で先発した阪神・岩田が7回2/3を6安打1失点に抑え、勝利へ導いた。お立ち台で披露した新たなヘアスタイル同様にマウンド上での好投が光った。

 「結果が出せてなかったので…。背水の陣というか。(今回)ダメだったら2軍落ちだと。危機感を持って投げていた」

 圧巻は3点リードで迎えた4回の投球。3連打で1点を失い、なおも無死一、二塁を背負った。「逃げたらダメなんで、どんどん(攻めて)いった」。バルディリスの左飛では走者2人に進塁を許し、二、三塁へ窮地が広がっても動じない。宮崎は二ゴロ、高城は空振り三振。すべて内角カットボールで仕留めた。

 「いつも野手の方には助けてもらっている。今度は僕が助けないと、と思った。ここで打たれたら負けると思った」

 勝利への執念は最後まで消えなかった。2点リードの5回にはゴメス、鳥谷の失策で2死一、三塁。ここでも攻めた。筒香との対決。カウント1ボール1ストライクからの3球目、左打者の内角低めに制球したフォークで二ゴロに打ち取った。勝敗のターニングポイントで底力を発揮した。

 前回15日のヤクルト戦では5回4失点で降板した。悔しさは登板翌日も残っていた。雪辱へ期して調整方法も変更。ウエートトレーニングやダッシュの本数を増やすなど新たなメニューに取り組んだ。下半身を意識するため投球フォームも微調整。18日には「ムシャクシャして」という理由で頭もスッキリ丸めた。

 行動で示した決意の表れが24日ぶりの白星として実を結んだ。チームの連敗を止めたのは今季4度目。「ここからは1試合の重みというか、重たくなる。結果を出せるように頑張る」。暗闇は抜け出した。巨人3連戦でメッセンジャー、能見、藤浪の先発3本柱が全敗。正念場の一戦で4本目の柱が踏ん張った。価値のある7勝目だった。(山本 浩之)

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