マー君QSも修正できず反省「技術不足でしかない」

[ 2015年8月22日 12:48 ]

<ヤンキース・インディアンス>マウンド上で気合を入れる田中将大

ア・リーグ ヤンキース3―7インディアンス

(8月21日 ニューヨーク)
 ヤンキース・田中将大投手は21日(日本時間22日)のインディアンス戦に先発し、6回0/3を7安打4失点(3自責点)で6敗目(9勝)を喫した。試合は3―7で、ヤ軍は2連敗。メジャーデビューから2年連続2桁勝利は、次戦以降にお預けとなった。

 「相手投手がいいのは分かっていた。その相手にポンポン点を取られてしまったのが、味方の攻撃も苦しくしてしまったと思うし、それがきょうの敗因じゃないかなと思います」と敗戦の責任を背負った。先発投手の基準となるクオリティースタート(先発で6回以上を、自責点3以内)は4試合連続で果たしたが、打線の援護は遅かった。

 味方が1―1の同点に追い付いた直後の5回には2死一、三塁で2番リンドアを打ち取ったかに見えたが、遊撃手の失策で勝ち越された。続く6回は先頭のサンタナに右越えソロを被弾。7回先頭に左前打されて降板を告げられ、リリーフ投手がその後に生還を許した。

 ――個人的にきょうの登板を振り返ると?

 「テンポ良くアウトを取れている時はストライク先行で、良い形でアウトが取れていたと思うんですけど。ヒットを打たれる時やランナーが出てからはボール先行になってしまっている部分が多かった。自分優位に進めていけていたら、また違っていたと思う。きょうはカウントを整えるのに苦労したことが多かったですね」

 ――試合の中で修正がうまくいかなった要因は?

 「自分が分かっていてもできないというのは、自分の技術不足でしかない。できるようにやるしかないので。そこは根気強く、繰り返しやっていけたらと思います」

 ――クオリティースタートではあったが?

 「結果的に4失点しているので、きついですよね」

 ――次ですね?

 「もちろん、気持ちをまた切り替えて。しっかり受け止める部分は受け止めて、次に向かっていきたいですね」

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