西武・森7戦4発で7連勝けん引 田辺監督「10年目の選手のよう」

[ 2015年5月9日 07:30 ]

<ロ・西>3回無死、右越えソロ本塁打を放つ森

パ・リーグ 西武9-3ロッテ

(5月8日 QVC)
 ピョンピョンと、小さくジャンプしてハイタッチした。三塁ベンチ内で先輩たちが、わざと高く片手を上げて待つ。1メートル70の小柄な西武・森は、笑顔で腕を伸ばした。

 「一番会心やったと思います。(手応えは)十分でした。今までで一番当たりが良かった」

 4―3の3回。弾丸ライナーを右翼席上段に突き刺した。先頭の打席に立つと、矢地が高めに投じた134キロ直球をしばいた。一瞬ダッシュしたが、すぐに本塁打だと確信して歩を緩めた。

 新人だった昨季の6本塁打を、32試合で早くも上回る7号ソロ。田辺監督を「打った瞬間だもんね。10年目の選手のようだった」とうならせた。ここ4試合で3発。初めて年間30発を超えるペース(31本)に乗せた。

 今季初の「埼玉VS千葉シリーズ」を制し、チームは13年9、10月の8連勝以来となる7連勝。その原動力が19歳だ。7試合で4本塁打を含む29打数12安打、打率・414。チーム内に刺激を与え続けている。3、4月の月間MVPを獲得した打率リーグ1位の秋山は言う。「左手の力の抜き方がうまい。力まず、うまくヘッドを使うので参考にした」。6日の早出特打では、30歳の大崎と並んでフリー打撃を行った。グッと重心を下げて構える森。身長1メートル69と同体格の大崎が影響を受け、どんどん重心が低くなった。思わず首脳陣が、苦笑いしたほどだった。

 8回には外角スライダーに体勢を崩されながら、右手だけで右翼線へ運ぶ適時二塁打。技も見せてこの試合3安打とし、今季5度目の猛打賞を獲得した。ヒーローインタビューで目標の本塁打数を問われると「30、40本打てたらいいですけど、そこまでの技術はないですね」と謙虚に笑った。だが、数字は森の可能性を雄弁に語っている。

 ▼西武・牧田(7回途中3失点にまとめ、チームトップの野上に並ぶ4勝目)毎回ランナーを出したけど、粘り強い投球はできたのかな。

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