鳥越コーチ 乳がんで亡くなった妻への思い胸に…「早期発見を」

[ 2015年5月9日 12:30 ]

 2008年に妻・万美子さんを乳がんのため34歳の若さで亡くしたソフトバンク・鳥越裕介内野守備走塁コーチが9日、ヤフオクドームの楽天戦の試合前に大隣、今宮とともに乳がんの撲滅・早期発見の啓発・推進を呼びかける「ピンクリボン運動」のチラシを女性来場者へ配布した。

 この日の「タカガールデー」に合わせ、試合も一塁、二塁、三塁の各ベース、ネクストバッターズサークルもピンク仕様に変更された。球場内で働くスタッフにも熱心に配布していた鳥越コーチは「こうやって一人でも早期発見ができればと思っている。ユニホームを着ている限り、また、脱いだとしても個人的に続けていきたい。彼ら(一緒に活動した大隣、今宮)も野球だけではなく、人生の勉強としてもプラスになると思う」と愛妻を奪った病魔の根絶を訴えていた。

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2015年5月9日のニュース