青木 清めの塩まみれ!「勝負どころ」決戦儀式で出陣

[ 2014年10月11日 05:30 ]

守備練習に励む青木(AP)

ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ロイヤルズ―オリオールズ

(10月10日 ボルティモア)
 ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)は10日(日本時間11日午前9時7分開始)、オリオールズの本拠地で始まる。「2番・右翼」で先発濃厚なロイヤルズの青木宣親外野手(32)は、全身に塩を塗り込み初戦に臨む。国際大会など過去に大一番で用いてきた勝負手で、身も心も清めて決戦に挑む。

 決戦への儀式は「塩」だった。敵地での全体練習で約1時間軽く汗を流した青木は、自らの勝負手を明かした。

 「勝負どころで体に塗り込むんです。(試合前に)シャワーを浴びて体を洗った後に、がっつがっつ、とね。顔にも塗るし、肌はつるつるです」

 佐知夫人から出発前にその塩を渡されたという。青木が愛用しているのは、鹿児島県与論島で生産される「命泉塩」。奄美諸島最南端の島で取れた塩は、甘みが強くてさらさらしているのが特徴。「名前も“命の泉を”と書いてあるから。効くんじゃないかな。少しでも気持ちが前向きになればいいなと」と話し、08年の北京五輪や、09年の第2回WBCなどの大一番には、この塩を塗り込み出陣してきたという。

 チームはポストシーズンに入り、ワイルドカードゲームから無傷の4連勝中と勢いに乗る。第2戦以降の投手は未発表だが、元中日で今季16勝を挙げたチェンとの対戦も濃厚。日本での対戦はクライマックスシリーズも含めて36打数14安打、打率・389で、今季は7打数2安打。青木は「それも少し楽しみ。日本の時と、そんなに投球スタイルは変わっていない」と余裕を漂わせた。

 「チャレンジする立場。やってやろうという気持ちが強い」。30球団最多98勝を挙げたエンゼルスをスイープした地区シリーズに続き、下克上リーグ制覇へソルト青木で突っ走る。

 ▼川畑喜久実・秀和苑施設長(60) 島でも青木選手の活躍にみんな注目しています。体にまいたり、ベンチに振りかけたり。邪を払い、ヒットをたくさん積み重ねてください。

 ▽命泉塩(めいせんえん) 鹿児島県与論島にある、障害者の自立支援を目指す社会福祉法人・秀和苑が、05年から生産開始。ミネラルたっぷりの水深50メートルの海水を、平釜煮詰め製法で炊き上げる。食用に人気があるが、埼玉県さいたま市の氷川神社でも清めの塩として使用している。300グラムで735円。

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