DeNA 鳥谷2世指名へ 入団なら8人目「横高戦士」

[ 2014年10月11日 08:02 ]

日本新薬の倉本

 DeNAが23日のドラフト会議で、日本新薬の倉本寿彦内野手(23)をリストアップしていることが10日、分かった。地元の神奈川県茅ケ崎市出身の倉本は、左打者でシュアな打撃と堅実守備に定評がある。9月のアジア大会(韓国・仁川)は日本代表で活躍。球団も阪神・鳥谷敬内野手(33)をほうふつさせる1メートル80、82キロの大型遊撃手を高く評価しており上位指名の可能性も浮上した。

 今季、リーグワーストの116失策だったDeNAは、オフの最大の補強ポイントに遊撃手を挙げていた。今季、同ポジションでは山崎、白崎らが定位置争いをしたが最後まで固定できず、アスレチックス傘下2A所属の中島獲得に向けて調査を開始した。即戦力の遊撃手の獲得が急務ななか、球団は社会人の倉本をリストアップ。スカウト関係者は「足も速いし3拍子そろっている」と評価した。

 倉本は横浜高(神奈川)で2年秋から遊撃手の定位置をつかみ、3年夏は「1番・三塁」で甲子園ベスト4。1学年下の筒香と共に打線をけん引した。創価大に進学後1年からリーグ戦に出場し、2度のベストナインを獲得。日本新薬に入社2年目の今年は課題の打撃も下半身主導のフォームで力強さが増した。遠投105メートル、50メートル6秒5の俊足と身体能力の高さも魅力で、「鳥谷2世」とも言われている。

 来季で就任4年目を迎える中畑監督は98年以来17年ぶりのリーグ優勝を目標に掲げる。球団も、ドラフトでの1位指名候補には済美・安楽、早大・有原、亜大・山崎康、明大・山崎福ら即戦力投手をリストアップ。12人を大量解雇した今オフは、量より質を重視した少数精鋭のドラフト戦略でバックアップする。倉本も即戦力として上位で指名される可能性があるという。

 DeNAには多村、石川ら横浜高出身が7人在籍。今季は筒香が打率・300、22本塁打とブレーク、3年目の乙坂もプロ初アーチを放つなど成長著しく、倉本が8人目の「横高戦士」で加入すれば、話題を集めることになりそうだ。

 ◆倉本 寿彦(くらもと・としひこ)1991年(平3)1月7日、神奈川県生まれの23歳。横浜では筒香(現DeNA)の1年先輩で、3年夏の甲子園で4強入り。創価大では11年秋、12年春の東京新大学リーグのベストナイン(遊撃手)を獲得。13年に日本新薬に入団し、今年9月のアジア大会では日本代表入りした。1メートル80、82キロ。右投げ左打ち。

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