阪神 ドラ1候補に前橋育英・高橋光急浮上

[ 2014年10月11日 05:30 ]

前橋育英の高橋

 阪神の今秋ドラフト1位候補として、前橋育英(群馬)の高橋光成投手(3年)が急浮上したことが10日、分かった。

 この日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開催し、1位指名候補について話し合った。最速149キロを誇る大型右腕について球団関係者は「昨年の夏の甲子園優勝投手で実績十分。実力、将来性ともに申し分ないですね」と高評価した。

 高橋は2年生エースとして、昨夏の甲子園大会で初出場初優勝。だが今年1月に右手親指を骨折し、今夏は群馬大会3回戦で高崎健康福祉大高崎の前に敗れた。高校最後の1年間は甲子園に出場できず。とはいえ最後の夏には自己最速にあと2キロに迫る147キロをマーク。さらに9月には18―Uアジア野球選手権・日本代表のエースとして準優勝に貢献した。故障箇所に不安はなさそうだ。

 ここまで阪神のドラフト戦略は早大・有原が1位候補の本命で、済美・安楽が対抗馬の様相を呈していた。だが有原、安楽ともに右肘に不安を抱える現状。まだ1位指名選手の決定に至っておらず、ここに来て、外れ1位候補だった高橋の存在が脚光を浴び始めた。

 今年初めて南球団社長が出席したこの日のスカウト会議は、上位候補の選定作業にとどまった。「1位候補を12人に絞って、2、3位にはどんな選手がいるかを話し合いました。最終の会議までに煮詰めていきます」と佐野アマスカウト統括。肩、肘に不安がない高橋は、球団が求める「甲子園のスター」という条件も満たす逸材。他球団の動向次第では一気に「1位・高橋」へ舵を切る可能性が出て来た。

 ◆高橋 光成(たかはし・こうな)1997年(平9)2月3日、群馬県出身の17歳。利根東小1年時に「利根ジュニア」で野球を始める。利根中で投手。前橋育英では1年夏からベンチ入りし、同年秋からエース。2年夏に甲子園へ出場し、初戦の岩国商戦で9者連続三振を奪った。6試合に登板し防御率0・36の成績を残し、全国制覇。3年春、夏の甲子園は逃したが、18Uワールドカップ日本代表。遠投100メートル、50メートル走6秒0。1メートル88、88キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「大谷翔平」特集記事

2014年10月11日のニュース