巨人・橋本にブレークの予感 左投手を苦にしない左打者

[ 2014年4月15日 07:21 ]

巨人の橋本

 プロ入り6年目、巨人・橋本到外野手(23)の成長が著しい。今季は開幕から全試合に先発出場。中堅手として定位置をつかみ、打率も3割をキープしている。身長1メートル72と小柄ながら思い切りの良い打撃は魅力十分だ。

 橋本は10年の1軍デビューから、昨年まで通算70試合に出場。打率・227、1本塁打、8打点とさしたる実績はなかった。ところが今季は開幕から14試合全て先発で出場。49打数16安打(打率・327)、1本塁打、9打点と好成績を残し、原監督の抜てきに応えている。

 打撃面での長所は左投手を苦にしないこと。今季左腕に対し、20打数8安打(・400)と攻略し、対右腕との打率・276より1割以上も高い。セで規定打席到達の左打者は13人いるが、対左腕の打率が3割超えは6人と半数以下。この6人の対左腕方向別安打を出すと橋本は右翼方向が5本と最も多い。左投手に力負けせず、引っ張れるところが素質開花の要因と言えそうだ。

 今季の先発起用打順は7番が4試合で8番が10試合。巨人で7~9番の先発出場が100試合以上あって打率3割は04年の阿部(7番68試合、8番35試合、打率・301)だけ。「下位で高打率は至難」のジンクスを覆すか注目される。また、橋本の誕生日は平成2年(90年)4月28日。平成生まれの3割打者は昨年の浅村(西武)、中村(ソフトバンク)、中田(日本ハム)とパ・リーグばかり。セ・リーグ初を狙いたい。

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