“アンパンマン”逆襲!松山3安打2打点で全快アピール

[ 2014年3月7日 07:12 ]

社会人オール広島との練習試合で、3安打2打点だった広島・松山

練習試合 広島8―2社会人オール広島

(3月6日 マツダ)
 オレを忘れるな! 2軍で調整中の広島・松山竜平外野手(28)が6日、社会人オール広島戦(マツダ)で久々に存在感を発揮した。「5番・一塁」で先発し、3安打2打点の活躍。自慢のバットで元気な姿を披露し、2月初旬に負った左太もも裏痛からの全快をアピールした。万全なら開幕1軍入りは当然の実力者。“アンパンマン”の逆襲が始まった。

 2軍の若手主体のオーダーでは、やはり存在感が違った。社会人が相手とはいえ、指揮を執った野村監督の前での快音連発。4打数3安打2打点の結果に松山は「けっこう、いい打撃ができた。アピールできたと思います」と声を弾ませた。

 まずは田中の2ランで先制した初回、なおも1死一塁の場面だ。直球にバットを折りながらも中前打でつなぐと、2回1死満塁の好機ではきっちり中犠飛。さらに、2死一塁の4回には低めスライダーを右中間への適時二塁打とし、6回にも右前へ運んでみせた。

 松山らしい柔らかさは健在。ただ、固め打ちには安どの息をつきながらも、打撃内容には手応えと反省が入り交じる。

 「1打席目はバットが折れても押し込めたし、3打席目も変化球をうまく拾う自分の打撃ができた。ただ、2回は力みから(バットの)シンを外した。修正しないと」

 6年目の昨季は123試合に出場し、打率・282、10本塁打、52打点をマーク。全部門でキャリアハイの数字を挙げ、今春は前途洋々のはずだった。ところが、キャンプイン直後の2月3日、ベースランニング中に古傷を痛める不運。3軍調整を余儀なくされた。

 「去年結果を残し、今年が大事なのに…。思ったより悪く、(完治が)遅くなったので正直、焦りはありました」

 2軍での全体練習合流は26日。3月3日、四国アイランドリーグplus・高知との練習試合(由宇)が実戦復帰初戦だったが、いきなり打撃自慢ぶりを発揮し、右翼へ自ら快気祝いの一発をぶっ放す。そして3安打。限られた実戦の中での好結果は、非凡なセンスをあらためて示すものだ。

 「結果はよかったけど、もう少し様子を見たい。調子はいいので、維持していけば開幕には間に合うと思う」。野村監督は少ない実戦機会を考慮し、当面は2軍で調整させる考えを示した。それでも本人は早期昇格へ鼻息を荒くする。

 「足はもう大丈夫。早く呼ばれるよう、しっかりアピールしたい」

 得意ワザの“アンパーンチ”を見舞い続ければ、1軍昇格は時間が解決してくれる。いざ逆襲だ

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