藤浪“中田先輩斬り”に意欲「球界代表する右バッターですし」

[ 2014年3月7日 05:30 ]

大谷との対戦に向け黙々と調整する藤浪

 “中田先輩斬り”で、開幕に弾みをつけるぞ! 8日の日本ハム戦(甲子園)に先発予定の阪神・藤浪が、大阪桐蔭高の先輩にあたる日本ハム・中田封じに意欲を見せた。昨年11月には侍ジャパンの4番も務めた先輩との対戦を通じ、現時点での自らの仕上がり具合を測る算段だ。

 「打者も仕上がっている状態じゃないですが、ガンガン振ってくるだけじゃなくて、うまさもパワーもある。そういう打者を抑えることで、自信になるというのはある。4番なので、しっかり抑えるべき打者だとは思います」

 格好の「試金石」となる。昨秋からインステップ矯正に取り組み、フォームを微修正した藤浪。腕の横振りが改善されたことで、直球がシュート回転する頻度も軽減された。指先の狂いが減り、左右打者の内角を攻めやすくなった。昨季、被打率・283と苦手にしていた対左打者では内角攻めを有効活用し、ここまでの実戦登板で改善の余地を見いだしている。そして今回は「対右」だ。

 「(中田は)球界を代表する右バッターですし。しっかり振ってくる(日本ハム)打線をどう抑えるか。勉強したいというところもある。試す機会というわけじゃないですけど、どれだけの力で投げたら抑えられるか。やってきたことを継続してやっていきたい。試せる期間なんで」

 インステップ矯正によって、昨季まで右打者に与えていた「恐怖感」は薄れていないか。今季は右打者攻略にも活用する予定のツーシームは通用するのか…。球界を代表する右打者相手に“力試し”し、なおかつ、自信もつかみたいところだ。

 日本ハム戦の見どころは「藤浪VS中田」だけではない。相手先発は大谷の予定。2年前のセンバツ以来で、プロでは初となるライバルとの投げ合いも実現する。「オープン戦ですし打席で勝負するわけじゃないですし。でもファンの方々は見て楽しんでくれるのではないかと思う」。背番号19にとって、今年初の甲子園での登板でもある。抑えて、投げ勝って、「開幕ロード」を突き進む。

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