山形中央9番・高田 友情手袋で三塁打2本!2打点!

[ 2013年3月28日 06:00 ]

<山形中央・岩国商>8回2死二塁、山形中央・高田が左越えに適時三塁打を放ち滑り込む

第85回センバツ高校野球第6日2回戦 山形中央6-2岩国商

(3月27日 甲子園)
 9番・高田が2本の三塁打で2打点。逆転した5回に右越え三塁打で貴重な追加点を挙げ、8回にもダメ押しの左越え三塁打を放った。

 「ベンチを外れたメンバーの分も打とうと…。その思いの分だけ打球が飛んでくれました」。ベンチを外れてボールボーイを務めた同じ外野手、寒河江(さがえ)から「これで打ってくれ」と打撃用手袋を前夜に借りたという。「東北を元気にするようなはつらつとしたプレーをしたかった」と笑顔だった。

 ▼加藤条治(03年山形中央卒、10年バンクーバー五輪スピードスケート男子500メートル銅メダリスト)甲子園初勝利おめでとうございます。後輩たちの頑張りを見て大変誇りに思うと同時に、自分の競技への刺激になりました。3回戦以降も栄光を目指して頑張ってください。

 ▼日本ハム・栗山監督(庄司監督の母校・東京学芸大の先輩)庄司監督は人間教育を第一に、人としての成長を選手たちに求めてる。そこから甲子園初勝利につなげるのは素晴らしいの一言。本当におめでとう。

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