県岐阜商 監督長男が夏の雪辱 73年ぶり選抜Vへ36年ぶり勝利

[ 2013年3月27日 16:01 ]

<県岐阜商―花咲徳栄>5回裏を抑え、笑顔を見せる県岐阜商先発の藤田

第85回選抜高校野球2回戦 県岐阜商8―3花咲徳栄

(3月27日 甲子園)
 長男の投球をはらはらしながら見ていた県岐阜商の藤田監督。それでも本塁打を浴びてからは「すっきりした」(同監督)と言うように、左腕エースの藤田凌司は後半、変化球を巧みに使い、花咲徳栄の反撃を断ち切った。

 「とにかく夏のリベンジができてホッとしている」。昨夏の甲子園初戦、新潟明訓戦で2番手として登板したが、持ち前の制球力を発揮できず試合を壊した。その悔しさを胸に臨んだ選抜。昨秋の公式戦8試合すべて完投した自信は、回を追うごとに現れ109球3失点で「絶対に校歌を歌う」という目標を達成した。

 花咲徳栄の好投手関口も攻略した打線も藤田を援護。速球狙いで先制し、相手が変化球中心の投球に切り替えてくると、今度はそれを見極め、甘い球を待った。

 選抜出場が18年ぶりなら、勝利は36年ぶり。藤田監督は「このチームは破らなければいけない壁がたくさんある」と話した。壁を次々と突破し、春の最後の壁、戦前の1940年(昭15)以来、73年ぶりの選抜優勝を目指す。

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