ロッテ江村 開幕マスクも 里崎は肩痛2軍、初1軍出場で大役?

[ 2013年3月27日 06:00 ]

ロッテ・江村(奥)はトレードで移籍してきた川本(左)と並んでティー打撃

 ロッテの江村直也捕手(20)が、開幕戦となる29日オリックス戦(QVCマリン)で先発マスクをかぶる可能性が出てきた。9年連続で開幕マスクをかぶってきた正捕手の里崎が右肩痛で開幕2軍が決定。本拠地で練習した伊東監督は江村、金沢とヤクルトからトレードで獲得した川本の捕手3人で開幕に臨むことを明かした上で「(捕手の)スタメンはまだ決めていない。江村もないことはない」と語った。

 江村が開幕マスクをかぶれば、20歳10カ月で球団史上最年少となる。伊東監督はオープン戦で高卒3年目の成長株をチーム最多となる12試合に起用。江村も打率・375をマークするなど成長を見せ、16日の阪神戦(QVCマリン)では開幕投手を務める成瀬とバッテリーを組み、意思の疎通を図った。

 捕手出身の伊東監督にとって里崎の後継者育成は使命の一つである。西武監督時代の06年開幕戦では高卒新人の炭谷を先発起用し、侍ジャパンに選出されるまで成長させた。江村にも大きく飛躍してほしいと願い「打者に、捕手と勝負していると思われれば一人前」と助言も送っている。

 3年目で初めての1軍出場どころか、開幕マスクも見えてきた江村は「まだ自分は1軍レベルじゃない。でも(開幕マスクの可能性は)ゼロじゃないので、練習からアピールしていく」と燃えていた。

 ◆江村 直也(えむら・なおや)1992年(平4)5月6日、広島県福山市生まれの20歳。尾道シニアでは投手兼捕手で全国大会出場。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り、2年秋から正捕手。3年センバツは2回戦敗退ながら2試合連続2安打。夏は府大会3回戦で敗退。10年ドラフト5位でロッテに入団。兄・将也は昨秋ドラフト4位でヤクルト入団。1メートル76、83キロ。右投げ右打ち。

 ≪球団2番目の年少記録に≫ロッテの伊東監督は西武で指揮を執っていた06年に高卒ルーキーの炭谷(18歳8カ月)を起用しており、若手捕手の抜てきが得意。開幕時に20歳10カ月の江村が開幕スタメンマスクをかぶれば、チームでは前身の大毎時代の58年に醍醐猛夫が19歳4カ月でかぶって以来の年少記録になる。ちなみに西武現役時代の伊東監督の開幕初スタメンマスクは85年4月6日近鉄戦(西武)で22歳7カ月だった。

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