東北絆枠・山形中央が甲子園初勝利 岩国商に逆転勝ち

[ 2013年3月27日 13:11 ]

<山形中央―岩国商>5回裏山形中央無死一、二塁、右中間を破る逆転打を放ち二塁に向かう高橋和

第85回選抜高校野球2回戦 山形中央6―2岩国商

(3月27日 甲子園)
 第85回選抜高校野球大会は27日、2回戦が行われ、第2試合は今大会限定の「東北絆枠」で出場の山形中央が6―2で岩国商(山口)を下し、悲願の甲子園初勝利を挙げた。

 山形中央は1点を先制された直後の5回、羽賀、佐藤大の連打で無死一、二塁の好機を築くと8番高橋和の右中間を破る2点三塁打で逆転。続く高田も右超え三塁打を放ち、3―1と試合をひっくり返した。6回に1点を追加し、8回には高田の三塁打などで2点を挙げて試合を決めた。

 先発の右横手投げの高橋凌と5回からリリーフした左腕・高橋和は8回まで毎回安打を許しながらも要所を締めて2失点。9回は背番号1の石川が締めた。

 岩国商は毎回の13安打を放つも、好機であと1本が出ず11残塁。初戦で優勝候補の履正社を完封したエース左腕・高橋は4回まで1安打の好投も、5回に崩れた。

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